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NEOMAXエンジニアリング株式会社

ビートマックス

磁石の高調波を発生させることにより、入出力の回転数を変換する高トルク密度磁気ギア

1.原理

異なる磁極対数の磁石の中間にポールピース(軟磁性体)列を挿入して磁束の高調波を発生させることにより、入出力の回転数を変換する磁気ギアです。
磁石の表面積全体でトルクを伝達する為、他形式の磁気ギアに比べトルク伝達密度を高くすることができます。

2.特徴

  1. 高信頼性
    • 磁力によりトルク伝達を行うので、動力伝達に機械的な接触がなく、部品の摩耗などによる特性の劣化が少なくなり信頼性が向上します。
  2. 低発塵
    • 機械式歯車で必須のグリスアップは必要なくクリーンルーム内、食品取扱機器などでメンテナンス性の向上や低発塵に威力を発揮します。
  3. 静音
    • 歯車の接触による騒音が生じないので静音環境実現にも寄与します。
  4. 小型
    • 空間高調波型の磁気ギアの実現で、機械式遊星歯車に匹敵する小型化をしました。
  5. 高効率
    • 当社独自の磁石材料を駆使することにより空間高調波型の磁気ギアの問題点であった渦電流損失を大幅に低減、最高効率95%超を達成しました。(当社測定)

3.製作事例

  • * 本稿に記載の特性値、写真、図表、順位、評価等は当社試験データによる代表的な値であり、製品の品質を保証するものではありません。本稿の記載内容は予告なく変更することがあります。